こんにちは、こんばんは、ギカレンジャーです。
皆さん、甲子園球場外周に店舗を構える
「ストライク軒」
はご存じでしょうか
私は10回以上いきました。美味しいです。
観戦客を中心に人気を集めていたラーメン店「ストライク軒」が
2024年11月23日をもって閉店することが発表されました。
約2年半での閉店ということで、
ラーメンの美味しさ以外に
甲子園エリアでの店舗運営の難しさや地域特性が関係していると考えています
今回は、ストライク軒閉店の理由を掘り下げるとともに、
甲子園エリアの課題と可能性について考えたいと思います
ストライク軒のラーメンは美味しい!
何度もいきましたが、ストライク軒のラーメン、サイドメニューは美味しいです!
〇ストレート(醤油ラーメン)
〇シュート(元阪神下柳さん発案のシビレ辛麺)
〇毎月、名店とのコラボしてました
〇俺達のからあげ、火の玉(辛みそ)
〇宇和島じゃこ天
〇から揚げ丼
〇アサヒクラシック(球場外で飲めるのはここだけでした)
〇虎ッキリボール(芋)
原因①:甲子園エリアの高地価
甲子園は、西宮七園の一つに数えられる地域であり、
歴史ある閑静な住宅街として知られています。
一方で、甲子園球場を中心に商業エリアが広がっており、
周辺の地価は非常に高い水準にあります
甲子園球場近辺では
商業地の地価が1㎡あたり40~60万円に達するケースもあり、
特に飲食業にとっては
高額な賃料が経営を圧迫する要因
となり得ます
原因②:甲子園エリアの住宅地特性
また、甲子園周辺は、観戦日を除けば
静かな住宅街が広がり、飲食店にとっては平日の集客が難しい地域でもあります
特に夜間営業では騒音を控える必要があるなど、
営業における制約も課題の一つです
大型イベントに依存する店舗にとっては厳しいですね
ストライク軒は試合日には多くの観戦客で賑わいましたが、
試合がない日には集客が難しかったような印象です
試合開催以外に店の前を通ってもお客さんが少なかったですね。。
原因③:競合施設の影響
また、甲子園駅周辺には
「ららぽーと甲子園」や「コロワ甲子園」
といった大型商業施設があり、
観戦客や地域住民の購買力を取り合う状況がだったと想像します
そのため、個人経営の飲食店にとっては競争が激化し、
安定した集客が難しい状況だったのでは、、、と思います
運営方針の課題と地域密着型戦略の必要性
ストライク軒はラーメンに特化したメニューを展開していましたが、
地元住民をターゲットにした営業戦略や地域との連携
があれば、なお良くなっていた可能性があります。
メニュー展開の限界
特化型メニューは観戦客には支持されましたが、
平日に地域住民の日常使いを促すには
もう少し幅広いメニュー展開が求められたかもしれません。
例えば地元の食材を活かした限定メニューや、
テイクアウト需要を掘り起こす工夫などがあっても良かったかもですね
じゃこ天とか美味しいサイドメニューも多かったのでテイクアウト需要はあったと思います
地域との連携不足
また、地元住民を巻き込む形のイベントや、地元産品を活用したメニューがあれば、
住民からも愛される店舗となり得た可能性がありますね。
「試合がない日でも集客する仕掛け」とは
次の入る店舗が飲食店になるかは分かりませんが、
これまで説明した課題は解決すべきかと思います
なによりも、
試合日以外の集客を増やす
というのは、店舗だけでなく、
甲子園球場全体の取り組みで、新しい仕掛けが求められます。
この点は、横浜DeNAとかは上手ですよね。
甲子園エリアではすでにスタジアムツアーや
広場でのスポーツや各種イベントが行われていますが、
デジタルアートやプロジェクションマッピングなんかを活用し、
甲子園球場の夜間ライトアップ
エリア全体を巻き込むイベント
に展開できれば良いですよね。
こうした取り組みは、SNSを通じた話題性も狙えます。
また、
主催試合日以外でも甲子園球場でのパブリックビューイング
などの仕掛けも面白いですよね
まとめ:甲子園エリアの課題と可能性
ストライク軒の閉店は、
甲子園エリアの商業施設が抱える課題を象徴する出来事と想像します
しかし、甲子園球場という特別な観光資源を活かし、
地域住民と観光客の双方に愛される
新しいビジネスモデルを構築する余地は十分にありますね
観戦日以外でも訪れる価値を創出する仕掛けや、
地域密着型の営業方針を取り入れることで、
甲子園エリアの飲食店が直面する課題を克服できるかもしれません
甲子園を訪れる際には、是非、皆さんからも
地域の新たな魅力を発信していただけると嬉しいです
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